「使命に生きる」3月12日

礼拝メッセージの要約(2023. 3. 12.)

「使命に生きる」

ヨハネによる福音書 1章6〜8節

 

この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。(ヨハネ1:7)

 

1、あかし人として

バプテスマのヨハネは、主イエス・キリストの先駆者として、神様に遣わされた預言者でした。当時の人々は、「ヨハネは何一つしるしを行わなかったけれども、彼がこの方(主イエス)について話したことはみな真実であった」と言いました

(ヨハネ10:41)。ヨハネは、何一つ奇跡を行うことはありませんでした。主イエスについて真実を語ることこそが、ヨハネが生涯を通して貫いたことであったのです。私が何をしたのかではなく、主イエスはどのようなお方であり、この私のために何をしてくださったのか。それが、主イエスを証しすることであるのです。

 

2、あかしをするために

ヨハネは、「ただ、光についてあかしをするためにきたのである」とあります(1:8)。主イエスこそ、私たちを暗闇から解放し、永遠のいのちを与えてくださる、まことの光であるのです。まことの光である主イエスを証しすることが、私たちの務めであるのです。私たちは、主の光に照らされて、キリストの似姿へと変えられていく過程の中にあります。自分は信仰深いと思い込み、外側ばかりを取り繕って生きるのではありません。罪と死に打ち勝たれた主のいのちの光に照らされ、主の赦しときよめを受けつつ、主の証し人として生きるのです。

 

3、信じるために

ヨハネは、主イエスを証しするために来ました。それは、すべての人が主イエスを信じるためです。なぜ私たちは主イエスを証しするのでしょうか。それは、人々が主イエスを信じるためです。主イエスを信じてこそ、罪と死の中から救われ、永遠のいのちに生きることができるからです。そして、彼らもまた主の証し人として生きていくのです。私たちが、私利私欲ではなく、主の御心を一心に求めて、主の証し人として生きる時に、神様は必ず教会を祝福してくださいます。主イエスを信頼し、聖霊によって力を得て、主の証し人として、キリストのみからだである教会をともに建て上げていきましょう。