「いのちあふれ流れる」1月14日

聖⽇礼拝メッセージの要約(2024. 1. 14.)
「いのちあふれ流れる」
ヨハネによる福⾳書 7章37〜44節


わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から⽣ける⽔が川となって流れ出るであろう」。(ヨハネ7:38)

 

1、聖霊を飲む
仮庵の祭りの期間は、祭司たちは、毎⽇、シロアムの池から汲んだ⽔を、神殿の祭壇に注いでいました。このような背景の中で、主イエスは、⽴ち上がり、「だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい」と叫ばれました。主イエスが来て飲むようにと⾔われているのは、聖霊のことです。主イエスは、「わたしを信じる者」と⾔われていますが、これは、「主イエスの中に向かって信じて⼊る者」という意味です。主イエスの中に信仰を持って⾶び込むならば、その⼈の⼼の奥底から聖霊が流れ出るのです。


2、聖霊の流れ
主イエスは、「聖書に書いてあるとおり」と⾔われています。聖書は、神殿から流れるいのちの⽔が死海に流れ込むときに、すべての⽣き物は⽣き、様々な⿂があふれるいのちの海になることを預⾔しています(エゼキエル 47:8〜10)。主イエスの弟⼦たちは、聖霊による⽣ける⽔の川の流れに押し出されて、キリストの福⾳を宣べ伝えていきました。やがて、⽣ける⽔の川の流れは全世界へと広がり、ユダヤ⼈だけではなく、あらゆる⼈種の⼈々にも届いて、私たちも福⾳によって救われ、永遠のいのちに⽣かされて、聖霊によって歩む者とされているのです。


3、聖霊によるきよめ
私たちは、主イエスを信じて聖霊によって新しく⽣まれ、神の宮として、⼼の奥底から⽣ける⽔の川が流れ出るという祝福にあずかっているのです。聖霊の流れに⾝を委ねることによって、福⾳を伝え、福⾳を⽣きる者へと変えられていくのです。⽣ける⽔の川の流れは神様から来て、キリストを信じる者を通して流れ、神様のもとへとつながっています。私たちは、聖霊によって⽣まれ、聖霊によって⽣かされ、神のみもとへと向かって歩む聖霊の⼈であるのです。私たちの⼼の中に、聖霊の流れをせき⽌めているものはないでしょうか。聖霊のきよき流れに⾝を委ねて、⼼の罪も汚れも洗いきよめられ、キリストのいのちに⽣かされて、福⾳宣教の使命をともに果たしていきましょう。