元旦礼拝メッセージの要約(2024. 1. 1.)
「福音に生きる」
使徒行伝 1章6〜11節
「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。(使徒行伝1:8)
1、聖霊が降る時
主イエスが天に昇られた後、聖霊が弟子たちの上に降り、教会が誕生しました。この聖霊こそが、主イエスの十字架と復活を証する力であり、キリストの福音を伝える原動力であるのです。主イエスは、「天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」と言われています(ルカ11:13)。聖霊は、主イエスの約束を信じて祈り続けていた弟子たちの上に降り、新しい力を与えられた彼らは福音宣教に励みました。聖霊の働きが私たちのうちでも豊かになされていくことを祈り求めていきましょう。
2、働き続ける主
教会は「キリストのからだ」と呼ばれています。聖霊を受けた弟子たちは、キリストのからだとして、主イエス・キリストの働きを引き継いで、その使命を果たしていきました。主イエスの宣教の働きは、そのからだなる教会を通して、聖霊によって今も続いているのです。主イエスが聖霊によって弟子たちの中に働かれたように、私たちの中でも働いてくださるのです。私たち一人一人も、キリストのからだとして、キリストのいのちに生かされ、キリストの使命に生きる者として召されているのです。
3、教会の使命
弟子たちは聖霊の力を受けて、キリストの証人として、地の果てまで歩みました。キリストの福音は、聖霊を祈り、聖霊を待ち、聖霊の力を受けて、聖霊に用いられた者たちによって伝えられてきました。ここにいる私たちは、御霊による宣教の実です。いま、私たちがこの場所で礼拝をささげていることは、聖霊の力による福音宣教の証です。私たちもまた福音宣教のバトンを受け継ぎ、その使命を果たしていくのです。今も生きて働き続けてくださる主イエス・キリストを仰ぎ見て、聖霊の力を受けて、福音を生き、福音を宣べ伝える教会として、ともに歩んでいきましょう。