聖⽇礼拝メッセージの要約(2022. 2. 27.)
「きょうの信仰」
申命記 11章13〜17節
「もし、きょう、あなたがたに命じるわたしの命令によく聞き従って、あなたがたの神、主を愛し、⼼をつくし、精神をつくして仕えるならば、主はあなたがたの地に⾬を、秋の⾬、春の⾬ともに、時にしたがって降らせ、穀物と、ぶどう酒と、油を取り⼊れさせ、また家畜のために野に草を⽣えさせられるであろう。あなたは飽きるほど⾷べることができ るであろう。」
(申命記 11:13〜15)
1、きょうのみことば
イスラエルの⺠は、40年の荒野の旅を経て、ついに、神の約束の地カナンの国境までたどり着きました。彼らの上の世代の者たちは、不信仰のために、荒野の旅の途中で倒れてしまいました。主なる神様は、モーセの⼝を通して、これから約束の地に⼊る彼らに、 その地においても、ご⾃⾝のみことばを信じて歩むことを命じられました。「もし、きょ う、あなたがたに命じるわたしの命令によく聞き従って」とあるように(11:13)、 きょうというこの⽇に、神様のみことばを信じて⽣きることを教えておられるのです。
2、きょうの恵み
イスラエルの⺠は、荒野の旅において、数々の驚くべき神様の恵みを体験しました。しかし、彼らは、その恵みを忘れてしまい、不平不満を⼝にすることをやめませんでした。神様は、主イエス・キリストの⼗字架を通して、私たちを愛し、豊かな恵みを注いで下さいました。私たちの罪を赦し、神様の⼦どもとして⽣きる恵みを与えてくださいました。それをきょうの恵みとして⽣きているのか。神様の救いの恵みに感謝と喜びをささげ、きょうの恵みとして⽣きているのか。それは、私たちにも問われていることであるのです。
3、きょうの信仰
荒野でのイスラエルの⺠の性質は、私たちの中にもあることを認めざるを得ません。古き⾃分がそこにあることを⾒ます。きょうの信仰に⽣きるというのは、キリストの⼗字架 と復活の恵みに⽣きるということです。古き⾃分に死に、キリストとともに新しく⽣きるということです。それは、きょう、神様のみことばに聞き、神様の恵みに応えて、神様を信頼して歩むことから始まるのです。主イエス・キリストの豊かな恵みを覚えて、主のみことばに聞き従い、⽇々、恵みの時を、救いの⽇を喜び、感謝しつつ、歩んでいきましょう。