「主の祭壇」9月12日

礼拝メッセージの要約(2021. 9. 12)

「主の祭壇」

列王紀上 18章30〜40節

 

その時エリヤはすべての⺠にむかって「わたしに近寄りなさい」と⾔ったので、⺠は皆彼に近寄った。彼はこわれている主の祭壇を繕った。(列王紀上18:30)

 

1、主の祭壇

エリヤは、バアルとアシラの預⾔者たちに、カルメル⼭での対決を要求しました。そして、イスラエルの⺠に、「あなたがたはいつまで⼆つのものの間に迷っているのですか。主が神ならばそれに従いなさい。しかしバアルが神ならば、それに従いなさい」と⾔いました。エリヤは、⺠を近くに呼び寄せ、まず、こわれている主の祭壇を⽴て直しました。それは、神様との関係を築き直すことを意味しています。主の御前において崩れ落ちたところはないか、⾃分の⼼のあり⽅を⾒つめ直し 、主に⽴ち返り、主への礼拝と献⾝を回復することをあらわしています。

 

2、主のみことば

エリヤは、主なる神に、「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの⾔葉に従ってこのすべての事を⾏ったことを、今⽇知らせてください」と祈りました。エリヤは、⾃分の思いや考えではなく、主のみことばに従って成し遂げられる御業を祈ったのです。主なる神は、⽗祖たちへの契約を守られる神であり、ご⾃⾝のみことばを成し遂げてくださると信じて祈ったのです。

 

3、主の⽕

エリヤが、主の祭壇を⽴て直し、主の御名を呼び、主のみことばに従って祈ると 、主の⽕が降って来て、燔祭(全焼のいけにえ)と、たきぎと、⽯と、ちりとを焼き尽くし、みぞの⽔もなめ尽くしました。⺠はみな、これを⾒て、ひれ伏し、「主が神である。主が神である」と⾔いました。ここに、「主は私の神である」という信仰が回復されたのです。エリヤの名前は「主は私の神である」という意味です。 主イエスの⼗字架と復活は、神様と私たちの関係を回復させ、私たちを主の⺠として⽴たせる⼒があります。また、主イエスは、「天地は滅びるであろう。しかしわたしの⾔葉は決して滅びることがない」と約束されています。私たちは、神様の恵みを覚えて、主のみことばを信じ、「主は私の神である」という信仰に⽴って、ともに歩んでいきましょう。