「悲しみは喜びに」
聖句:「しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。
わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。」(ヨハネによる福音書16章7節)
メッセージのアウトライン
1 「つまずかないため」
・主イエスは、弟子たちの信仰が挫折しないように、世の憎しみと迫害を予告された
・その具体的な内容とは、ユダヤ人社会からの追放と生命が奪われることであった
・「あなたがたはキリストのために、ただ彼を信じることだけではなく、彼のために苦しむことをも賜わっている。」(ピリピ1:29)
2 「あなたがたの益に」
・主イエスの予告を聞いて、弟子たちの心は悲しみでいっぱいになった
「わたしが去って行くこと」は、主の十字架の死と復活、聖霊降臨を意味している
・「あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分のうちに宿っていることを知らないのか。」(1コリント3:16)
・主イエスが去られることは、聖霊の働きによる、神の御業の拡大へとつながる
3 「助け主なる聖霊」
・主イエスは、弟子たちに、助け主である聖霊を遣わされることを約束された
・今後、弟子たちは、聖霊によって歩むという、真の信仰生活を歩むことになる
・「わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである。」(2コリント5:7)
・聖霊なる神を信頼し、聖霊の助けと導きを受けて、主の御業に励んでいきましょう