「信じて見る」
聖句: イエスは彼に言われた、「ピリポよ、こんなに長くあなたがたと一緒にいるのに、わたしがわかっていないのか。
わたしを見た者は、父を見たのである。どうして、わたしたちに父を示してほしいと、言うのか。(ヨハネによる福音書14章9節)
メッセージのアウトライン
1 「ピリポの不満」
・ピリポは、主イエスに、父なる神を見せてくれるように願った
・ピリポも、他の弟子たちも、「父とわたしは一つである」ことへの不信仰があった
・ピリポには、現実に囚われ、目に見えるもので満足したいという弱さがあった
・ピリポの本質的な問題は、主イエスでは満足できなかったことにある
・神様がどのようなお方かを知ろうと思えば、主イエスを見なければならない
2 「主イエスの驚き」
・「こんなに長くあなたがたと一緒にいるのに、わたしがわかっていないのか。」
・ピリポは、本当の意味で、主イエスを見ていなかった
・神様の恵みを豊かに受けていることと、それに応答することは別問題
・主イエスの言葉は、私たちの信仰の盲点を照らし、見つめ直すことを促す
・主イエスは、十字架の受難の前でも、ご自身を信じるように励まされ続けた
3 「信仰によって見る」
・主イエス・キリストを見ることは、神を見ることである
・主イエスは、私たちの信仰の中心であり、生活の中心である
・キリスト者にとって、信じることは見ることである
・信仰の目で、主イエスが見えた時から、私たちの生活は変わる
・「わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである」(2コリント5:7)
・信仰によって、活けるまことの神を見て歩んでいこう
前回のメッセージのポイント
1 私たちの信仰とは、主イエス・キリストを信じることにある
2 主イエスだけが、父なる神へと導いてくださる唯一の道であり、永遠に変わらない真理であり、罪と死からから救ってくださるいのちである
3 道であり、真理であり、いのちである主イエスを信頼して、父なる神との愛の交わりに生き、栄光の望みを抱いて、天の御国への旅路を歩んでいこう。