「愛にあって真理を」1月1日

礼拝メッセージの要約(2023. 1. 1.)

「愛にあって真理を」

エペソ人への手紙 4章11〜16節

 

愛にあって真理を語り、あらゆる点において成⻑し、かしらなるキリストに達するのである。(エペソ4:15)

 

1、教会成⻑の目標

教会とは、キリストのからだであり、神様によって呼び出された者たちの集まりです。私たちは主イエスを信じる信仰によって、キリストに結ばれ、キリストのからだを構成する者となります。教会の成⻑の目標は何か。それは、教会のかしらである主イエス・キリストです。私たちは、主イエスを模範にして、主イエスを見上げて、ともに成⻑していくのです。私たちは教会のかしらなるキリストを仰ぎつつ、すべてはキリストを中心として、キリストにあって一つにされるという神の救いの完成を望み見て、教会は福音宣教の使命を果たしていくのです。

 

2、教会成⻑のあり方

パウロは、教会について、「あらゆる点において成⻑し」と記しています(4:15)。「あらゆる点」とは、すなわち、信仰の一致とキリストについての知識の一致に達すること、キリストに似た者となるということです。教会成⻑の本質とは、信徒一人一人が心を一つにして主イエスを信頼し、主イエスと親しく生き生きとした交わりを持ち、霊的にともに成熟していくということです。わたしも、あなたも、キリストによってあがなわれ、赦され、救われたということを信じる時にだけ、私たちは互いに赦し合い、愛し合うことができるのです。

 

3、教会が成⻑するには

パウロは、「愛にあって真理を語り、あらゆる点において成⻑し、かしらなるキリストに達するのである」と記しています。教会が成⻑するには、神様からキリストの愛をいただいて、キリストの愛によって、福音の真理を語ることです。また、「キリストを基として、全身はすべての節々の助けにより」(4:16)とあるように、キリスト者がそれぞれに与えられた賜物を教会を建て上げるために忠実に用いていくことです。それによって、キリストのからだである教会は成⻑し、キリストの愛のうちに育てられていくのです。キリストのからだの肢として召された恵みに信仰と献身をもって応え、主の教会をともに建て上げていきましょう。