「主があなたとと共に」12月11日

礼拝メッセージの要約(2022. 12. 11.)

「主があなたと共に」

ルカによる福⾳書 1 章26〜38節

 

そこでマリヤが⾔った、「わたしは主のはしためです。お⾔葉どおりこの⾝に成り ますように」。そして御使は彼⼥から離れて⾏った。(ルカ1:38)

 

1、マリヤの信仰

マリヤは、ナザレという⼩さな村に住む⼀介の⽥舎の⼥⼦でした。主の御使のことばに⼾惑いはしたものの、「わたしは主のはしためです。お⾔葉どおりこの⾝に成りますように」と答えました。マリヤは、⾃分の思いよりも、神様の御⼼が成し遂げられることを求めました。⼀⽅で、ザカリヤは⼈⽣経験が豊かな、神殿に仕える祭司でしたが、御使のことばを信じませんでした。信仰というのは、その⼈の⽴場によって保証されるものではないということです。神様は、マリヤの純粋で忠実な信仰を⽤いられたのです。

 

2、主があなたと共に

御使は、マリヤに対して、「恵まれた⼥よ、おめでとう、主があなたと共におられます」と⾔いました。「おめでとう」ということばは、「喜びなさい」という意味です。どうして、喜べるのか。それは、「主があなたと共におられる」からです。私たちには、病いの時もあれば、失意の時もあり、貧しい時もあります。それに応じて、慰めや癒しがほしいものです。しかし、「主があなたと共におられる」 ことこそが、喜びの時にも、悲しみの時にも、どんな時にも、私たちの⼒となり、 慰めとなる神の約束であることを覚えたいと思います。

 

3、わたしは主のはしため

マリヤは、⾃らを「主のはしため」と呼び、主の御⼼と⾔葉が、⾃分の⾝に成し遂げられることを祈りました。福⾳書の中で、主イエスが、故郷ナザレに戻られた 時に、「天にいますわたしの⽗のみこころを⾏う者はだれでも、わたしの兄弟、また姉妹、また⺟なのである」と⾔われました(マタイ12:50)。マリヤは、信仰によって、神の御⼼に従いました。マリヤは、「主のはしため」として、神様に仕え、神の救いのご計画の中で⽤いられることを望みました。私たちも、神の救いの計画の中で、キリストの⼗字架によって贖われた者として、主のしもべとして仕えていきましょう。