「神われらと共に」12月4日

礼拝メッセージの要約(2022. 12. 4.)

「神われらと共に」

マタイによる福⾳書 1 章18〜25節

 

「⾒よ、おとめがみごもって男の⼦を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ば れるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。 (マタイ1:23)

 

1、ヨセフの信仰

主の使いは夢に現れて、ヨセフに、「ダビデの⼦ヨセフよ、⼼配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである」と⾔いました。ヨセフは、謙虚にへりくだって、神様を信じ、神様に忠実に従いました。彼は、⾃分の思いより、神様の御⼼がなされることを求めました。聖書は、ヨセフについて、「正しい⼈」と記しています。ヨセフは、神の前に歩み、神のみことばに根ざして⽣きる正しい⼈であったのです。

 

2、その名をイエスと

イエスという名は、「主は救い」という意味です。主イエスは、⼈々を罪から救い出す者として、この世に来られました。罪とは、⾃分が神のように振る舞うために、神と争う反抗的な⼼です。主イエスは、神の御⼦でありながら、⼈間となり、 私たちのすべての罪をその⾝に負って、私たちを罪から救い出して下さったのです 。イエスという名は、ヘブル語では、ヨシュアと⾔います。旧約時代において、ヨシュアは、モーセの後を継いで、イスラエルの⺠を約束の地へと導きましたが、主イエスは、私たちを罪から救い出し、神の御国へと導いてくださったのです。

 

3、その名はインマヌエルと

「インマヌエル」とは、「神われらと共にいます」という意味です。神ご⾃⾝が 、私たちを救うために、⼈間となり、私たちのもとに降りて来て下さいました。しかも、⼗字架の死に⾄るまで、ご⾃⾝を低くされて、罪の中にあった私たちを救って下さったのです。主イエスは、⼗字架で死なれましたが、三⽇⽬に復活され、今も⽣きておられ、私たちと共にいて下さるのです。アドベントを迎えた私たちは、 「インマヌエル」と呼ばれるお⽅こそ、私たちにとっての唯⼀の救いであり、唯⼀の希望の光であることを覚えて、主イエスとともに歩んでいきましょう。