「きょう、選びなさい」8月14日

礼拝メッセージの要約(2022. 8. 14.)

「きょう、選びなさい」

ヨシュア記 24章14〜15節

 

「もしあなたがたが主に仕えることを、こころよしとしないのならば、あなたがたの先祖が、川の向こうで仕えた神々でも、または、いまあなたがたの住む地のアモリびとの神々でも、あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい。ただし、わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」。(ヨシュア24:15)

 

1、主の御前に⽴つ

 ヨシュアは、イスラエルの指導者たちとともに、主なる神の前に⽴ちました。主の御前に⽴つこととは、信仰の原点であり、神様の恵みに⽴ち返るということで す。ヨシュアをはじめ、指導者たちもみな主の御前に⽴たなければなりませんでした。神様の私たちに対する愛は、主イエス・キリストの⼗字架と復活によって明らかにされています。私たちは、神様の恵みにいつも⽬を留めて、神様の恵みに⽴って、主権者である神様を仰ぎ⾒るのです。

 

2、きょう、選びなさい

 ヨシュアは、「あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい」と⾔い、選択の⾃由を与えています。その上で、彼は、「わたしとわたしの家とは共に主に仕え る」という⽣き⽅の決断を明確に表明しています。「仕える」とは、「礼拝する」 という意味です。私たちは、主の救いの恵みを受けた後も、信仰⽣活において、「主を礼拝する」という⽣き⽅を⽇々選択していくことが問われているのです。この毎⽇の⽣き⽅の選択によって、私たちは⽇々の⽣活を通して、キリストの救いによって与えられた新しいいのちを証しすることになるのです。

 

3、真の礼拝者として

 ヨシュアがイスラエルの⺠に選択を迫ったシケムという場所は、後に、主イエス がサマリヤの⼥性と対話した場所でした。主イエスは、この⼥性に対して、真の礼拝者とは、キリストにあって霊的に新しく⽣まれ、キリストを真理として受け⼊れ て、まことの神を礼拝する者であると説かれました。彼⼥は、主イエスを救い主と信じることによって、⼼の偶像は取り除かれ、まことの神を礼拝し、キリストの福⾳を伝える者へと変えられました。キリストの⼗字架の恵みこそが、私たちを罪の⼒から解放し、まことの神に仕える⽣活へと導くのです。きょうという⼀⽇も、主を⼼の王座にお迎えし、「わたしとわたしの家とは共に主に仕える」という⽣き⽅をあらゆる選択の基盤として歩んでいきましょう。