礼拝メッセージ

2025年11月16日(日)

 説 教 者:大嶋 愛三 牧師

聖書箇所:ヨハネによる福音書 19章28~30節

「与え尽す愛」


「与え尽くす愛」

聖句:「すると、イエスはそのぶどう酒を受けて、「すべてが終った」と言われ、

首をたれて息をひきとられた。」(ヨハネ 19 章 30 節)

 

メッセージのアウトライン

1 「主イエスの渇望」

・「わたしは、かわく」というのは、肉体的な苦しみの極限を示している

・それ以上に、神様の御心を全うしたいという霊的な渇きを示している

・主イエスの渇きとは、全人類を罪と死から救い出すという切なる渇望である

 

2 「主イエスの御業」

・「すべてが終った」とは、罪の代価が完全に支払われことを意味する

・「罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである」(ローマ 6:23)

・「すべてが終った」とは、罪と死に対する勝利宣言であり、死に打ち勝った主イエスと共に生きるという私たちの人生の始まりを意味する

 

3 「主イエスの愛」

・「首をたれる」という言葉には、「枕する」、「休む」という意味がある

・主イエスが唯一「枕する」ことが許された場所は、十字架の上であった

・私たちを救うために、休むことなく生涯を通して仕え続け、十字架の上で命を捨ててくださった主イエスの愛を覚えて、この愛に応えて、主イエスと共に歩んでいこう